2012年マイクロマウス合宿

  • 企画:2012年マイクロマウス合宿
  • 協賛:公益財団法人ニューテクノロジー振興財団,マイクロマウス委員会東日本支部,株式会社アールティ
  • 開催日: 2012年6月9日(土)-10日(日)
  • 開催地: 民宿かじや( 山梨県南南都留郡山中湖村平野1943)
  • 参加資格:誰でも参加できます.
  • 使用可能機材:
    • *4x6クラシック迷路
    • *9x9ハーフ迷路(その他迷路持ち込み大歓迎)
    • *プロジェクタ
  • 参加費4000円(宿代+お酒代)

マイクロマウス合宿の案内

マイクロマウス合宿とは

マイクロマウス競技は,迷路をいかにすばやく駆け抜ける知恵を競うです.
競技の歴史は30年にも及ぶため,蓄積されたノウハウは膨大なものになっています.
ところが,競技会でロボットを見るだけではなかなか隠された技術を得ることはできません.

そこで,マイクロマウス関西支部並びに,マイクロマウス北陸同好会は,
マイクロマウス競技に関する技術情報交換会を開催します.

内容

マイクロマウス合宿は,参加者による,参加者のための企画を目指します.
堅苦しいことは抜きにして,フランク・自由に情報交換を行います.

合宿は1泊2日の日程で行われます.

1日目では持ち寄った迷路を展開し,各自,自由にロボットの調整を行います.
自分の作業に没頭するもよし,周りにロボットの作り方を教わりにいくもよし,レクチャーするもよし,
観光に出かけてしまうもよしです.

1日目の夜では,宿にお酒を持ち込み,交流会を行います.
酒を飲みながらぐだぐだとロボットの話題で盛り上がるもよしです.
時間制限もなく,朝まで飲み明かしてもいいですし,
飲み会をほっといて,ロボットの調整を続行させたり,さっさと寝てもよしです.

2日目ではマイクロマウス競技の最先端で活躍される方による「マイクロマウス講座」を行います.
以下などの話題を,10分~2時間程度のフレキシブルな時間で語っていただきます.

  • マイクロマウスロボットの設計法,調整の勘所,製作法
  • ロボット設計のこだわりポイント
  • 未来のマイクロマウスロボットはどんなものが出てきそうか
  • マイクロマウス競技の運営の裏側・苦労話
  • マウスを普及させるために,若年指導者層は何をすべきか
  • 高校生~大学下級生向けの技術解説

そして,講演終了後,小さい迷路でのプチ大会を行い,
プチ表彰式・記念撮影を持って,合宿の〆とします.

過去のマウス合宿

参加方法

氏名・連絡先を記載の上,下記のアドレス(幹事 渡邊)にメールをお願いします.
kokojo1153あっとyahoo.co.jp
※あっとは@に直してください.

申し込みは締め切りました.

参加者一覧

以下の方の申し込みを受け付けました.(敬称略)

からくり工房A:Mac 7名
からくり工房I.Sys 7名
からくり工房K-Labo 7名
早稲田大学WMMC 4名
京都コンピュータ学院 3名
芝浦工業大学SRDC 2名
株式会社アールティ 4名
三月兎 2名
個人(小峰,福井,高橋,森永) 4名

計40名
大変多くのお申し込みありがとうございます.

当日のスケジュール

6月9日(土)

  • 13:00-15:00 オリエンタルモータの配布講習会※希望者のみ 詳細は以下URLをご参照ください
  • 14:30-15:00 集合@民宿かじや
  • 15:30-18:30 講習会(川上・福井・森永)
  • 18:30-20:00 夕食
  • 20:00- 飲み会

6月10日(日)

  • 10:30-11:00 出走エントリー
  • 11:00-13:00 大会・記念撮影・解散

持ち物

  • 参加費4000円(宿泊費+お菓子代)
  • その他必要なお金(交通費,9日昼食,9日夕食,10日朝食,10日昼食)
  • *参加費に食費は含まれていません
  • 宿泊グッズ(旅館のアメニティの他で自分が必要だと思うもの)
  • 自分のロボット,PC,ケーブルタップなど
  • 迷路,プチ大会の景品持ち込み歓迎
  • お酒持ち込み歓迎

プチ大会ルール

  • ストップウォッチ計測
  • 3分5回,中部初級者大会ルール
    • *照明の調整を受け付ける
    • *スタート区画外での調整許可
    • *バッテリー交換可
    • *その他
  • 迷路は以下の配置を使用する.
    • *ハーフは9x9迷路
    • *クラシックは4x6迷路
    • *東京理科大学中村先生作

[[ファイル:2012クラシック.jpg|200px]]
[[ファイル:2012ハーフ.jpg|200px]]

アクセス

旅館かじやをご覧ください.
いくつか調べたルートをご紹介します.必ずご自身でご確認ください!!

※電車でお越しの方は富士山駅から車でお迎えにいけるので,
是非ともご連絡ください!

宿の庭に10台ほど止められるようです.
それ以外にも200mほど離れた場所に大きな駐車場もあるようなのでご安心ください.
参加締め切り後,改めて来場方法をお聞きしますので,そのときにお知らせください.

東京から高速バス

片道 2,050円, 所要時間2.5hr程度

ルート例
新宿 12:10発

中央高速バス

平野 14:24着

↓ 徒歩3分(ルート)

かじや

京都から電車+高速バス(安上がりコース)

片道 7,180円, 所要時間 7.5hr程度

ルート例
京都 7:05発

電車+高速バス

御殿場 13:13着

御殿場駅 13:30発

富士急バス(三島駅,御殿場プレミアム・アウトレット~御殿場駅~山中湖~富士急ハイランド~河口湖駅)]

旭日丘 14:17着

旭日丘 14:40発

富士急バス(富士山駅~忍野八海~山中湖~平野~道志)

平野 14:47着

↓ 徒歩3分(ルート)

かじや

京都から新幹線

片道 12,520円, 所要時間 5hr程度

ルート例
京都 9:56発

新幹線 + 電車(NAVITIME)

御殿場 12:55着

御殿場駅 13:30発

富士急バス(三島駅,御殿場プレミアム・アウトレット~御殿場駅~山中湖~富士急ハイランド~河口湖駅)]

旭日丘 14:17着

旭日丘 14:40発

富士急バス(富士山駅~忍野八海~山中湖~平野~道志)

平野 14:47着

↓ 徒歩3分(ルート)

かじや

近辺情報

コンビニ情報
[[ファイル:2012mousegasshuku-conbini.JPG|300px]]

食事情報
[[ファイル:2012mousegasshuku-restaurant.png|300px]]

当日の様子

写真

マウス合宿当日の写真をお持ちの方は,よろしければ渡邊までお送りください.

[[ファイル:DSC02941.JPG?|thumb|left|300px|オリエンタルモータ講習会前]] [[ファイル:DSC02942.JPG?|thumb|left|300px|机がなかったのでかなり簡素な受付所]] [[ファイル:DSC02943.JPG?|thumb|left|300px|オリエンタルモータ講習会前]]
[[ファイル:DSC02944.JPG?|thumb|left|300px|RT様によるオリエンタルモータ講習会]] [[ファイル:DSC02945.JPG|thumb|left|300px|オリエンタルモータ講習会のようす]] [[ファイル:DSC02946.JPG|thumb|left|300px|オリエンタルモータ講習会のようす]]
[[ファイル:DSC02948.JPG|thumb|left|300px|椅子が足りずに座りながら聞く方も・・・]] [[ファイル:DSC02949.JPG|thumb|left|300px|オリエンタルモータ講習会のようす]] [[ファイル:DSC02950.JPG|thumb|left|300px|オリエンタルモータ講習会のようす]]
[[ファイル:DSC02953.JPG|thumb|left|300px|ステッピングモータの内部構造に興味津々]] [[ファイル:DSC02958.JPG|thumb|left|300px|オリエンタルモータ講習会のようす]] [[ファイル:2012kawakami1.PNG|thumb|left|300px|RT川上さんによる講習会]]
[[ファイル:2012kawakami2.PNG|thumb|left|300px|川上さんが書いた漫画を写しながら]] [[ファイル:DSC02962.JPG|thumb|left|300px|福井さんによる講習会]] [[ファイル:DSC02965.JPG|thumb|left|300px|みんなで適当に座りながら]]
[[ファイル:DSC02966.JPG|thumb|left|300px|講習の内容には様々な質問や議論が飛び交いました]] [[ファイル:DSC02968.JPG|thumb|left|300px|森永さんによる講習会]] [[ファイル:DSC02969.JPG|thumb|left|300px|森永さんのテーマ『ステッパーもDCも両方やれ!!』]]
[[ファイル:DSC02973.JPG|thumb|left|300px|オシロスコープを持ち出し,ステッピングモータについての講義も]] [[ファイル:DSC02978.JPG|thumb|left|300px|講習会の後はみんなで飲み会]] [[ファイル:DSC02979.JPG|thumb|left|300px|飲み会のようす]]
[[ファイル:DSC02981.JPG|thumb|left|300px|飲み会のようす]] [[ファイル:DSC02982.JPG|thumb|left|300px|普段は語らないメンバーで]] [[ファイル:DSC02983.JPG|thumb|left|300px|翌朝のプチ大会前の調整]]
[[ファイル:DSC02984.JPG|thumb|left|300px|プチ大会前調整]] [[ファイル:DSC03100.JPG|thumb|left|300px|プチ大会のようす]] [[ファイル:DSC03105.JPG|thumb|left|300px|出走者にもかかわらず,飯田さんには司会を務めていただきました]]
[[ファイル:DSC03112.JPG|thumb|left|300px|プチ大会のようす]] [[ファイル:DSC03132.JPG|thumb|left|300px|プチ大会のようす]] [[ファイル:DSC03144.JPG|thumb|left|300px|授賞式は好きな景品を持って行けルール]]
[[ファイル:DSC03146.JPG|thumb|left|300px|自律賞獲得はからくり工房I.Sysの浜岡さんと]] [[ファイル:DSC03148.JPG|thumb|left|300px|同じくI.Sysの清水さんでした]] [[ファイル:DSC03149.JPG|thumb|left|300px|総勢40名の大イベントになりました.ありがとうございます]]

プチ大会結果

マイクロマウスクラシック

rank NAME マウス名 1 2 3 4 5 best 出走順
1 飯田 Rayca 4.10 2.87 2.71 2.23 2.05 2.05 255
2 村上 Glnat Pise Fish 3.82 2.31 3.74 R R 2.31 10
3 米田 氷雪 5.37 2.79 2.97 R R 2.79 1
4 荒井 XA-KIT01 4.93 4.56 R 3.55 3.40 3.40 16
5 村上 Pico オリエンタルモーター 5.85 5.88 3.94 R R 3.94 8
6 川上 びぎにんぐまうす 6.85 5.69 5.59 4.57 4.57 4.57 11
6:自 浜岡 HMMR 10.93 4.57 4.58 4.59 4.61 4.57 12
8 笹谷 SSTN-B 4.58 R R R R 4.58 2
9 佐藤 T2 R R R 5.79 5.68(参考T) 5.79 14
10 中山 5M1TH 12.78 R 6.42 6.32 6.33 6.33 7
11 仲本 F-4 7.48 R R 11.40 R 7.48 6
12 ジョセフ 小次郎 8.70 R 9.75 R 8.73 8.70 17
13:自 清水 SMZ 11.38 10.64 9.93 9.28 9.08 8.08 5
14 野々下 XA-KIT R 10.01 R R R 10.01 13
15 須田 SDK R R R R R R 3
15 松下 Veyron R R R R R R 4
15 西田 nsd6 R R R R R R 9

※自:自律賞

マイクロマウス(ハーフサイズマイクロマウス)

rank NAME マウス名 1 2 3 4 5 best 出走順
1 福井 miniかむかむ R R R 13.40 R 13.40 3
2 米田 氷雪 R 24.82 R R R 24.82 2
3 渡邊 K-laboベーシックMini 1:01.03 R R 1:01.07 R 1:01.03 1

会計報告

  • 収入
  • *参加費156000円
  • *前回の繰越5090円
  • *合計161090円
  • 支出
  • *宿泊費140400円(3600円*39人分)
  • *飲み会のつまみ・お菓子13140円
  • *飲み会場所代5000円
  • *繰越2550円
  • *合計161090円

謝辞

前回幹事である福井さんには,宿の選定から開催まで様々なアドバイスを頂きました.
また,当日の講演発表も引き受けてくださいました.

株式会社アールティ代表取締役中川友紀子様には,合宿の宣伝・オリエンタルモータ講習会など,
現場で汗を流してのお手伝いもいただきました.また,合宿の講評・景品をいただきました.

同じく株式会社アールティ川上さん及び森永さんには,当日の講演発表を引き受けていただきました.

ロボット・ファン.netの三月兎様には,大会の景品をいただきました.

からくり工房A:Mac飯田さんには当日のプチ大会の司会を引き受けていただきました.

東京理科大学中村先生には,プチ大会の迷路を設計していただきました.

田代さんには,ご自身がお忙しい中,合宿に関しての意見をいただきました.また,景品をいただきました.

福井大学からくり工房Isysの皆様には,当日の準備や片付けなど精力的にお手伝いいただき,ありがとうございました.
また,同大学の清水さんが次回幹事を引き受けてくださいました.

芝浦工業大学安藤先生には,大会の景品をいただきました.
また,同大学の須田さんが次回副幹事を引き受けてくださいました.

ほかにも京都コンピュータ学院など,
多くの方・団体に支えられ,無事開催することができました.
感謝申し上げます.

次回幹事は福井大学清水さんと
副幹事は芝浦工業大学須田さんになります.
こちらも精一杯サポートしますので,よろしくお願いいたします.

東京工芸大学 渡邊香,早稲田大学 飯田翔太郎

世話役向け情報

開催までの道のり

  1. 開催日選び:できるだけ参加可能人数が多くなる日にする.(2~3月)
  2. 宿の仮予約:おおよその人数見積もりで,日程・当日の段取りを宿に伝えておく
  3. 正式な参加募集(4-5月くらい,このページで告知)
  4. 宿の正式な予約:正確な人数を宿に伝える(開催2週間前くらい)
  5. 開催
  6. 結果報告←今ここ

2012年度マイクロマウス関西地区大会

  1. 主催:(公財) ニューテクノロジー振興財団 マイクロマウス委員会 関西支部
  2. 共催:(公財) ニューテクノロジー振興財団,京都コンピュータ学院
  3. 協賛:
    • 株式会社アールティ
    • 三協電子部品株式会社
    • 電波新聞社
    • 日本テキサス・インスツルメンツ株式会社
    • 白光株式会社
    • (50音順)
  4. 開催日:2012年07月15日(日) <試走会は:2012年7月14日(土)>
    • *注意:7月17日は京都祇園祭が開催されます。(15日は宵々山です)京都市内で宿泊される場合、お早めに予約をお取りください。
  5. 開催時間:10:00-16:00(受付9:00開始)
  6. 開催地:京都コンピュータ学院 京都駅前校
  7. 競技種目:
    • *マイクロマウスクラシック(フレッシュマンクラスルール)
    • *マイクロマウスハーフサイズ(16X16)

アクセス

  • JR京都駅より徒歩7分です.
  • 注意事項:7月15日は祇園祭宵山となっており、京都市内で宿泊される場合、お早めに予約をお取りください。

Kcg_eki

大会ルール

  1. 持ち時間及び走行回数
    • マイクロマウスクラシック・・・持ち時間7分、走行回数5回
    • マイクロマウスハーフサイズ・・・持ち時間7分、走行回数5回
    • マイクロマウスハーフサイズ競技のゴール座標: (x,y)=(12,9) (ゴールに関する事前アナウンスについては,(x,y)=(12,9) (ゴールに関する事前アナウンスについては, ニューテクノロジー振興財団が定めるところによります.)
  • 特記事項
  • マイクロマウスクラシック競技とマイクロマウスハーフサイズ競技において原則同じ迷路パターンを使用します。
  • マイクロマウスハーフサイズ競技の迷路サイズは16×16,終点領域はクラシック競技に準拠したものといたします。

(訂正します)

参加方法

昨年と同様に参加登録はインターネットにて行います。
参加申し込みの手順は以下の通りです。

  1. 関西地区大会のアカウント発行を行います。
    • エントリー受付締切日は7月11日(水)です。
  2. 関西地区大会のログインページより参加登録とテクニカルデータ登録をお願いいたします。
    • *テクニカルシート提出の締切日は7月11日(水)です。
  3. テクニカルデータを登録が完了いたしますと、正式参加登録メールが届きます。
    • メールが確認いただけましたら、ご登録完了です。

参加方法に関しまして、ご質問などのお問い合わせは、以下のメールアドレスにご連絡ください。
mouse_kansai【あっとまーく】ntf.or.jp

会場設営・試走会

前日に会場設営と試走会を行います。
会場設営をお手伝いして頂ける方はお手数ですが,メールでお知らせください。
メールアドレス:kubota【あっとまーく】kcg.ac.jp

  • 開催日: 2012年7月14日(土)
  • 開催時間: 13:00~
  • 開催地:京都コンピュータ学院 京都駅前校
  • 内容:
    • * マイクロマウスクラシック(フレッシュマンクラスルール)
    • * マイクロマウスハーフサイズ(16X16)

マイクロマウス関西支部の懇親会

2012年7月14日(土)19:00より京都駅周辺で懇親会を行います。

  • 参加費(※出席者の人数で会費が変動します。)
    • 社会人…5000~5500円
    • 学 生…4000~4200円
  • 参加方法
    • *参加される方はメールでお知らせください。
    • *メールアドレス:hideka29 【あっとまーく】 gmail.com
    • *参加申し込みは7月8日(日)までにお願いします。

開催プログラム

  • 09:00-10:00 受付
  • 10:00-12:00 開会式・マイクロマウスクラシック競技(フルサイズマイクロマウス競技)
  • 12:00-13:00 昼食休憩
  • 13:00-14:00 マイクロマウス競技(ハーフサイズマイクロマウス)
  • 15:00-16:00 表彰式

大会迷路図

20120715classic_maze 20120715half_maze

大会結果

  • マイクロマウスクラシック競技
順位 出走番号 ロボット名 氏名 所属 記録 備考
1 10 紫電 宇都宮 正和 00:04:290 優勝
2 9 こじまうす7CL 小島 宏一 京都大学機械研究会 00:06:318 準優勝
3 8 δeep Layer 長谷川 信 電通大のアニキと愉快な仲間達 00:08:113 3位
4 7 Rayca 飯田一輝 からくり工房A:Mac 00:08:699 特別賞(副賞のみ)
5 4 ぷーちん号2011.1 鱒渕祥司 00:29:190
6 6 びぎにんぐまうす 川上早苗 株式会社アールティ 00:32:548 特別賞
7 3 SMZ 清水祐亮 福井大学からくり工房I.Sys 00:34:616 特別賞
8 2 れれれマウス 木田伶暢 京都コンピュータ学院洛北校 CINCS 01:18:899 特別賞(副賞のみ)
9 5 アカマチュウタロウ 赤間雄太郎 株式会社アールティ 02:09:776
R 1 I.M.M 岩本 京都コンピュータ学院洛北校 CINCS R
棄権 11 Tetra 加藤雄資 xx:xx:xxx
  • マイクロマウスハーフサイズ競技
順位 出走番号 ロボット名 氏名 所属 記録 備考
1 3 EggTorte 加藤雄資 00:03:461 優勝
2 5 こじまうす7 小島 宏一 京都大学機械研究会 00:03:512 準優勝
3 2 Mg 松井 祐樹 京都大学機械研究会 00:09:013 3位
4 1 miniかむかむ 福井善朗 奈良先端科学技術大学院大学数理情報学研究室 00:14:460
棄権 4 半錦弐式 寺崎 清 電気通信大学ロボメカ工房OB xx:xx:xxx

開催報告

2012年度地区大会の第一弾として関西支部大会が開催されました。
本大会では、京都コンピュータ学院が中心になって運営し、学生方や多くの協賛していただいた団体の皆様のご支援いただきまして開催できました。まことにありがたく厚くお礼申し上げます。

表彰式の最後に、公益財団法人ニューテクノロジー振興財団本部から関西支部へ、ハーフサイズマイクロマウス競技用の壁・柱が贈呈いただきました。その中で、迷路の柱・壁を取り扱っておられる株式会社アールティ様のご好意もあり、関西支部がハーフサイズ競技の機材を所有することができました。誠にありがとうございます。
 また2010年度・2011年度の関西支部大会は、マイクロマウス ハーフサイズ競技において、東京理科大学中村文一先生のご好意により、中村研究室所有の迷路の壁・柱を大会用にレンタルさせていただいておりました。ご支援いただきまして誠にありがとうございました。

スナップ

前日の懇親会

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受付

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最終調整

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オープニング

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会場風景

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クラシック競技中

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ハーフ競技

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表彰/記念撮影

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2012年総会

使用可能機材:

  • 机(コンセント付き)
  • 椅子
  • ホワイトボード
  • プロジェクタ(VGA,ビデオ対応)
  • インターネットを使用する場合は認証が必要

審議事項

  • 2011年度の活動報告と決算報告
  • 2012年度の活動計画と予算計画
  • 2012年度支部長・副支部長の選任
  • 2012年マイクロマウス委員会関西支部大会開催について
  • 勉強会

    • 講演者募集中.

    飲み会

  • 総会終了後に,副支部長安斎さん主催の飲み会が開催されます
  • 総会報告

    2012年02月25日にマイクロマウス委員会関西支部総会が開催されました.

    • 参加者数:計14名

    収支報告

    2011年度決算報告が行われました.

    • 収入:127,334円
    • 支出: 69,652円

    差引金額(57,682円)は次年度への繰越金となりました.

    2012年度支部長・副支部長の選任

    以下の通り、選任されました。

    • 支部長:久保田英司(京都コンピュータ学院洛北校)
    • 副支部長:安齋秀香,松井祐樹(京都大学機械研究会),岩本諒(京都コンピュータ学院制御通信部)

    2012年度活動計画

    • 2012年05月勉強会
    • 2012年05月北陸信越・中部・関西支部合同マイクロマウス合宿
    • 2012年07月14(土)-15日(日)2012年度マイクロマウス関西地区大会
    • 2012年12月中マイクロマウス合宿
    • 2013年02月23日(土)関西支部総会

    が承認されました。

    だだし、5月の勉強会についてはマイクロマウス合宿と時期が重なれば勉強会を統合することになりました。

    2012年度関西地区大会について

    KCGサマーフェスタという京都コンピュータ学院のイベント期間中に合わせて、開催することになりました。

    • 場所:京都コンピュータ学院 京都駅前校
    • 日時:7月14日試走会、15日大会本戦
    • 開場:10:00~16:00(終了予定)

    総会の様子

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    勉強会報告

    小島さん

    マイクロマウス関連の注目電子部品について紹介されました.

    福井さん

    AS5040に合わせたマイクロマウス関連部品やハーフマウス関連の部品について紹介されました。

    普及活動

    関西支部を運営するにあたって

    参加者あっての関西支部

    競技者の皆さんは,自分が好きだから・楽しいからマイクロマウスに取り組んでいます.
    そして,関西支部のイベントにも,好きだから・楽しいから来ます.
    参加者が楽しくなくなれば,関西支部に人は来なくなります.
    そして,人が来ない関西支部に存在価値はありません.
    しかし,参加者が楽しい!と思えば,関西支部にはもっと多くの人が集まるでしょう.
    誰か偉い人の満足のためにあるのではなく,関西支部は参加者の楽しさのためにあるべきです.

    価値観を尊重する

    マイクロマウスのルールは30年間不変で,かつ,最低限のルールしか設定されていません.
    自律型ロボットであれば,基本的にどんなロボットを作っても自由です.
    こだわり,好きなことを自由にロボットに反映でき,競技者の価値観が尊重されるルールになっています.
    マイクロマウスにおいては,競技者の価値観は,最大限に尊重されるべきです.

    可能性を伸ばす

    ロボットが次々と進化していくことに喜びを感じる参加者は多いはずです.
    あるいは,新しい技術課題に闘志を燃やす参加者もいるでしょう.
    可能性を秘めた人・技術・価値観はあらゆる意味で応援されるべきです.

    応援には色々な形があります.
    アドバイスをする,支部として表彰する,新しいデバイスを賞品にする,
    合宿を開く,交流会を開く,,,ありとあらゆる手段を使い,新しい可能性を伸ばすべきです.

    なお,「新しいことに挑戦しない」という価値観を否定するものではありません.
    「新しいことに挑戦しない」という価値観も,もちろん尊重されます.

    構成メンバーを考える

    参加者が参加しやすい環境を意識する.

    • 社会人(土日が標準的には休み.翌日仕事があることを考えると土曜日開催がいいなぁとか)
    • 学生(7月~8月は期末テストでしんどいなぁとか)
    • 専門学校生(同上,少しスケジュールが違うことがある)
    • 高専の学生
    • 大学の先生(支部長候補,学会日程とかぶらないようにとか)

    年次計画をたてよう

    2010年は以下のような活動日としました.

    開催日時 イベント名 開催場所
    2009年12月24日(木) マイクロマウス関西支部準備委員会試走会 奈良先端科学技術大学院大学B707(システム制御・管理講座)
    2010年02月27日(土) 第1回勉強会(兼総会) 京都コンピュータ学院洛北校教室
    2010年03月27日(土) 第2回勉強会 京都大学機械研究会教室(京都大学吉田キャンパス吉田南4号館12教室)
    2010年05月29日(土) マイクロマウス委員会関西支部復活記念大会 奈良先端科学技術大学院大学 ゲストハウスせんたん
    2010年07月31日(土) マイクロマウス関西支部中部初心者大会直前試走会 CINCS部室
    2010年12月04日(土) 全日本大会反省会的試走会兼忘年会 CINCS部室
    2011年02月吉日 総会

    2010年は以下を考慮して日程をたててみました.

    • 社会人は土曜日と日曜日では前者の方が参加しやすいと思われるので,基本的に土曜日開催としました.
    • イベントは毎月開催は大変なので,2ヶ月に一回程度の回数設定としました.
    • 8月に中部初級者大会があるので,その直前の7月から2ヶ月刻みで基本的に設定しました.
    • 1~2月半ばまでは卒業論文・修士論文が忙しいので避けました.
    • 3月は春休みの作業まとめ・社会人の期末の〆作業を考慮して,3月末にしました.
    • 5月はオープンキャンパスとあわせての開催とするため,この日程しかありません.
    • 7月前半は前期の試験が行われるので,7月末の開催としました.
    • 9~11月はどの週に開催しても他支部とのイベントとブッキングする可能性があるからお休みです.
    • 12月は年末になると,忘年会ラッシュで参加しにくくなるため,12月頭に設定しました.
    • *制御系の学会スケジュール的にも12月頭が望ましいです.

    2011年は以下を考慮して日程をたててみました.

    • 社会人は土曜日と日曜日では前者の方が参加しやすいと思われるので,基本的に土曜日開催が良い.
    • 前年度と同様の理由で,2・3・5・7・12月が良い?
    • 1~2月半ばまでは卒業論文・修士論文が忙しいので避ける.
    • 3月は春休みの作業まとめ・社会人の期末の〆作業を考慮して,3月末が良い.
    • 7月(6月?)に行われるコンピュータ学院のイベントと併催で,関西支部大会を開催
    • 12月は年末になると,忘年会ラッシュで参加しにくくなるため,12月頭が良い?
    • 各種関連イベント
    • *3月:SICE 部門大会, RSJロボティクスシンポジア
    • *5月:ICRA, ロボカップ
    • *7月:MTNS
    • *8月:SICE Annual Conference, MSC, IROS,European Control Conference (ECC)
    • *9月:NOLCOS,RSJ 学術講演会,SICE 制御理論シンポジウム
    • *12月:CDC

    支部大会を開催しよう

    運営側のフィードバック・意見メモを,準備~開催まで,時系列順に記して行きます.

    開催までの時系列概要

    • 1年前くらいにプロジェクトスタートが望ましい
    • *関西支部復活大会は12月9日にいいだしっぺ.半年前のプロジェクト開始.
    • *naist開催ありき.ゆえに,スプリングセミナー時ありき.ゆえに,日程が5月29日に決定.
    • *関連するイベントと併催したほうが,参加者も見学者も楽しいので,スプリングセミナーありきだった.
    • 会場はプロジェクト開始時に確保しておく
      • 関西支部復活大会はプロジェクト開始時から確保に取り組んだ.大学との調整があるため,確定したのは1月末くらい.
      • 主催・共催・協賛などはプロジェクト開始時に選定(決定ではない).方針を定めておく
      • 関西支部復活大会はNTF,naist共催.共催が「確定」するまではポスターなどで「共催」などと書いてはいけない.協力を失う可能性がある.
      • ポスターを3ヶ月くらい前に作る
      • 関西支部復活大会は2月末の2-3日で作成,3月10日に公開.
      • 協賛依頼は支部長だけでなく,運営皆で取り組む.依頼自体はかなりはやめ,決定は1ヶ月くらい前の傾向?
      • ビジターズビューロは3月10日(理想?),オプトランスは5月15日(これは遅すぎ・・・)
    • 迷路座標は開催1ヶ月前から公開
    • 参加受付は開催1ヶ月前から公開
    • digi-keyが最大?10日くらい納品にかかるらしいので,2週間前くらいまでに景品をそろえた方が良い.
  • モータはmicromoが半年コース,maxonが1ヶ月コースくらい?なので,モータを景品にする場合はさらに早くする.
  • 運営関係者が競技に参加したい場合

    • 支部長・副支部長は公正を期すため,参加しない
    • 支部長・副支部長は大会当日は会場にいるべき(いれる人を総会で選定すべき)
    • 競技参加したい人は迷路の決定にはかかわらない.(支部長・副支部長でチェックを行う)

    開催案内について

    • 駐車場案内の問い合わせ2件.意外と忘れられがちだが,複数人数で来る場合,車は電車より安上がりで便利.

    迷路について

    迷路がなければ大会は開けない.迷路の準備は重要.扱いについては迷路の準備・保管を参照.
    迷路の輸送に以外とお金がかかる点に注意.

    計測装置の使い方

    • ファイバアンプはDモード Timer Offで使う.
      • Lモードで使うと,1秒以上かけて通過すると「通過」とみなされるセンサーとして成立しているように見える(間違いにもかかわらず)
    • 結線はSSはスタート信号 GSはゴール信号.中継ケーブルと計測ユニット間は正しく結線すること.
    • 中継ケーブル2又とファイバアンプ間はどのように結線しても良い.
    • 光ファイバーは高価な割に折れやすく,壊れやすい.取り扱いに注意する旨をマニュアルに記すべき.
    • フルサイズ迷路の計測装置について,柱の組み合わせによっては受光が出来ないことがあった(光が届かない).
    • *ゴールセンサとスタートセンサを入れ替えたら動いた

    大会前日(試走会)

    • 施錠の関係で,裏口から入るしかなかった.
    • 久保田先生の監督の下で作業したいため,フルサイズ迷路の組み立て(ピン入れ)は大会当日にやることになった.

    大会当日

    • 迷路の組み立て(ピン入れ)に工具(レンチ)を忘れた
    • 本番迷路の公開タイミングで議論があった
    • *ピン入れ後は迷路の上に乗ってほしくないとの意見のため,本番迷路の壁配置→ピン入れをすることにした.
    • *ピン入れには迷路を4面同時に持ち上げる必要がある.すなわち,8~10人くらい必要.
      • これは迷路の公開をしないのであれば,参加者ではないスタップが8~10人必要なことを意味している.
    • 表彰式で賞金の受領書を2名取り損ねた.
    • (参加賞を忘れた人がぼつぼついた.)
    • (写真撮影係を管理し損ねて危なかった.)

    大会修了後は

    • 速やかに結果を表示する.
    • 計測装置を返送する.梱包材を忘れない.送り状を付ける.
    • 迷路をコンピュータ学院に返送する.
    • 決算が確定したら少なくとも支部メンバーには公開する.

    大会を豪華にするには

    豪華な大会と,豪華でない大会.どちらか選べるのであれば,豪華な大会の方がいいと思うのが参加者の人情.

    復活大会は,NTFからの補助金10万円のみで運営しました.支出である

    • 会場費
    • 人件費
    • 広報費
    • 賞品代
    • コース補修費
    • 迷路運搬費
    • 研究奨励金(賞金)

    のうち,会場費・人件費・迷路運搬費を0円で運営した結果,25000円程度の黒字になっています.

    ただし,この3つのいずれかにお金を払い出すと,トントンの収支に,
    3つのうち2つ以上にお金を払うと赤字になることに注意しなければなりません.

    黒字で運営し,かつ,大会を豪華にするには

    • 収入を増やす(協賛を依頼する)
    • 支出を減らす

    の2つが考えられます.
    例えば,

    • 協賛を依頼すればお金がどこかからおりるかもしれません(かなり難しいようです)
    • 大学で開催すると,大抵会場費を0にできます.
    • 現場にいる学生を借りだせば人件費は0に近づきます.(この場合は何らかの形でお礼をするとよい.例えば,感謝の意味で表彰することは東支部などでもされています.)
    • 自前WEBページを作ったり,雑誌取材をお願いすると広報費は0に近づきます.
    • 企業に協賛を絨毯爆撃のごとく依頼すると,賞品代が0に近づきます.賞品にならなくとも参加賞にはなります.
    • 迷路を大切に扱っていればコース修理費は0に近づきます.(が,0にするのは無理だと思います)
    • 誰か私物で軽トラを持っていると迷路運搬費は0に近づきます.
    • ここまでのいずれかの工夫を複数個達成すれば賞金が出せる計算になるようです.

    申し込みフォームについて(反省点)

    • 参加申し込みページ,ロボット名(15文字以内)について,「!"#$%&'」で登録しようとすると7文字なのに「15文字オーバー」ではねられる(「!"#$%&」だと通りました)
    • 参加申し込みページ,ロボット名フリガナ(カタカナ)の欄にて,カタナナでなくても登録が通る
    • 参加申し込み登録情報を一度登録すると変更できない(期日までなら削除できる機能があった方が良い)
      • 製作者名(フリガナ),製作者名,所属(グループ名、勤務先、学校名),所属・グループ代表者名の項をずらして書き,修正できないとの問い合わせが1件.システムとしてはじけるようにした方が良い.
    • アカウント管理機能が欲しい.(パスワード再発行機能が欲しい).
    • アカウント発行ページとログインページ間にリンクがない.
    • システムからのメールは文頭の文字列を統一するとフィルタリングしやすい.
      • 【マイクロマウス委員会関西支部復活記念大会】件名のフォーマットだと便利
    • どこまで手作りかどうかに言及する項があってもよいかも.(ハーフはどうしても業者に発注しがちになるので,手作りを評価すべき?)
      • 手作りによる製作部分: (例:全て/タイヤのみ/機械部分全般etc)
      • 業者発注による製作部分:(例:全て/タイヤのみ/機械部分全般etc)

    情報は公開する

    • イベントの写真・動画をできるだけはやく公開する.

    (中野TRFというゲーセンで北斗の拳が爆発的に流行った理由は,
    参加者が和気あいあいと楽しんでいる様子を出来るだけ速やかにありのまま公開しつづけたから.これを参考にしてできるだけ速やかに公開することを意識しています.)

    • できるだけ理論がきっちりとしたものを公開する.

    きっちりと詰めた解説記事を書くと,他分野の人も参照してくれる.
    マウサーは人口少ないので,他分野の人も引き込めるといいですね.