ハーフマウス登場


1984年の段階である程度迷路探索アルゴリズムは完成.
また,スラローム・斜め走行が完成した段階で,マイクロマウス創始者の理念はほぼ完遂.
競技者が物理法則との戦いを20年近く繰り広げているうちに,マンネリ感がにじみ出ていく.

これに対し主催者は,新しい技術課題を出すことで,マンネリ感を打破することを試みる.
2007年,迷路の規格をすべて半分サイズにしたハーフサイズマイクロマウス競技が登場.
縦・横・高さすべてが半分サイズであるため,体積比では従来の8分の1サイズのロボットを作る必要がある.

機械的な機構はもちろん,電子回路も相当に小さく・シンプルに作る必要がある.
従来のマイクロマウスでは,DIPやSOICパッケージICを使うことが主流であったが,
ハーフサイズマイクロマウスではこれらの部品は大きすぎて論外.
1.6mm×0.8mmサイズの抵抗ですら「でかすぎて使いにくい」と言われる有様である.