知能を考慮する競技から物理を考慮する競技へ


走行経路の最適化が終わると,その経路をいかに素早く走り抜けるかが課題になる.
高速走行するには,タイヤの摩擦力がネックになる.
いかにしてタイヤの摩擦力を稼ぐかが,以後,永遠と取り組まれるようになる.

すなわち,マイクロマウス競技創始者が考え・提唱した「知的なロボットを作る」という技術課題よりかは,もっと別の,暗に組み込まれている技術課題に取り組む段階への推移である.
そして,その得体の知れぬ,創始者ですら予想しなかったイノベーションが,何十年も競技者をひきつけてやまないのかもしれない.