デザインする上で知っておくと便利なこと


ホイール付マウスを用意しよう

ホイール付きマウスが必須.スクロールはホイールマウスを使って行う.Windows標準のスクロール法と違うが,10分も触っていれば慣れる.

Grid機能を使いこなそう

Grid機能のコツを知っているか否かで生産性に大きく差がつく.

View>Gridで,Grid機能を呼び出す.

  • DisplayはOnに設定
  • Sizeは「mm単位」で設定

すると良い.

Eagle-grid

Eagleの全てのオブジェクトは,Sizeで設定された値の単位で動く.配線を0.1mmだけ動かしたい,回路記号を1mmだけ動かしたい,Padを0.65mmだけ動かしたい,このような状況の時には,Gridのsizeを動かしたい値に設定すると良い.特に,部品のpackageを設計する際に威力を発揮する.

ランドの大きさ

フットプリント情報を入力する際は,基本的にはデータシートにある推奨パターンを入力する.ただし,ICをパターンに乗せたランドの残りが0.5mmだけのパターンの場合は注意が必要.はんだが乗りにくいので,ランドの余裕は1mm以上とったほうが無難.

SchematicとBoardエディタは両方開いた状態で作業する

SchematicとBoardエディタは両方開いた状態で作業する.そうしないと,SchematicのデータとBoardのデータの同期が失われ,まったく作業できなくなってしまう.「Board and schematic are not consistent!」というWarningがそれである.

同期が失われた場合,Electrical Rule Checkで表示される矛盾点を手動で直すか,作業を最初からやり直す必要がある.
Eagle-sync

シルクとパッドは重ならないようにしよう

package設計や,boardエディタで設計する際に,パッド部分にシルクを重ねないようにする.さもないと,端子部にシルクがのってしまい,はんだ付けができなくなってしまう.
Eagle_silk

Referenceレイヤーを活用しよう

Boardエディタで配線する際に,基準線をまず引くと便利.例えば,ロボットの中央にジャイロを配置したい場合,基準線を中央に引いておいて,それに合わせるように配置すればよい.

OLIMEXに発注を考えているなら,基板外形から配線までのマージンが大きいので,配線できる領域をReferenceレイヤーで書いておくと便利.

基準線はReferenceレイヤーの直線として描くと良い.

配線幅の目安

ここによると,35μmの厚みを持つ配線の場合,1Aあたり1mmの幅で配線すればいいらしい.4層以上の場合は,部品・半田層(18μm)と,内層(35μm)で厚みが違うので注意しよう.

基板の厚みは業者の製造基準書に書いてあるので,一読しておこう.